お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

創立70周年記念 泉の森ホールコンサート

平成31年2月9日
先生方の熱意に子供達が応える
もうそれを考えただけで こちらも胸が熱くなり涙が出てきます
とくに YELL 春なのに さくらメドレー は鳥肌が立ちっぱなし
年長梅組 石川華奈子

川口先生 水本先生へ
 泉の森コンサートの余韻がまだ冷めきらず、余韻に浸っています。先生方への感謝を伝えたくて筆を執っています。
 昨日の子供達の歌声は、ホールに響いていて心に沁み渡りました。32曲のどの曲も本当に素敵で、先生の指揮を見つめる子供達の姿が、真剣だったり歌詞によって表情が変わったりと、引きつけられ感動しました。
 幼稚園児の歌ではないです。全員での曲もクラス毎の歌も、様々なジャンルからの曲で楽しませてもらいました。
特に川口先生の指揮は、引き込まれ見とれてしまい、かっこよすぎて、先生の感性・指導力・熱い想いは圧巻でした。
 それに応える子供達も凄いですが、やはりこの高い教師力があっての子供達の姿だと思います。

 「YELL」「春なのに」「さくらメドレー」は、鳥肌が立ちっぱなしでした。
「YELL」のかけあいのような二部合唱は、本当に驚きでした。すごい迫力。子供達の一人ひとりの顔がその曲に入りきり、感情が表情にあらわれ、先生と心ひとつになっているのが、とてもよくわかりました。
 だんだん大きく、だんだん小さく、やわらかく、力強くなどを、自然に自由自在に音色を操る事が幼稚園児に出来る事に驚き、こちらも曲の中に引き込まれていきました。
ここに至るまでには、どれだけ努力し練習を積み重ねたのか……先生達の苦労は計り知れません。 先生方の熱意に子供達が応える。もうそれを考えただけで、こちらも胸が熱くなり涙が出てきます。
 翼光も泉の森コンサートに向けての練習中、1月に入ると、実は弱音をはいたこともありました。しかし園にはいつも「早く行きたい!」と楽しみにしていました。心には、一緒に頑張る仲間と、先生の熱意に応えようという支えがあるようでした。
 家でよく「やる気はいっぱいあるんだけれど、ついよそ見してしまう」「今日こそは、よそ見しないぞ!」と、つばさの中で、努力していたようです。
 当日も、あれだけ長い時間集中し続けたり、力を出し切る姿を見て、負荷を乗り越え大きく得られるものがあったと確信しています。
 そして先生との信頼関係は親子以上ではないかと思うくらいです。コンサートの帰り、晩ご飯を食べて帰ったのですが、そこでつばさが「さっき川口先生に会ったばかりやのに、また会いたくなってきた。先生もこのお店にご飯食べに来ていないかな?」なんて、照れ屋の息子から、そんな言葉が出てきました。
こんな大きな目標に向かって共に頑張ってきた先生との絆は、深いものだと思いました。うらやましいくらいです。

 また歌の話に戻りますが、梅組の「誕生日」では、つばさの生まれた日のことを思い出しながら、そして上の子の時のこと、自分のこと、私の母親や祖母のことなど思いながら聞いていました。
 こうやって命をつないでいること、生きているだけで幸せなんだ、自分の子が生まれて元気でいてくれるだけでこんな嬉しいことはないと、改めてこどもを愛おしく思わせてもらいました。
 本当に素晴らしいコンサートでした。開催して下さりありがとうございました。
子供達の為に、先生方がどれだけ努力され走り回り準備して下さったか、日常の指導・指揮・ピアノの伴奏と、本当にどれだけの時間をさいて練習されたのか、はるかに私達の想像以上だと思います。本当に感謝しかありません。

 卒園まであとわずか…このことを考えると、寂しくて寂しくて離れたくないです…。
最後まで全力で楽しみたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

平成31年2月9日
あの歌声は 本当に5歳児なんやろうか?
ある瞬間何とも言えないくらい込み上げてきてしまって 泣きっ放しで
ふと横を見ると 義母も主人も涙を流していました
年長梅組 桑原 恵

川口先生 水本先生 諸先生方へ
 泉の森コンサートお疲れ様でした。本当に本当にありがとうございました。
余韻に浸りながら、お手紙を書かせて頂いています。

 泉の森で歌う曲を園で教えて貰ってくる度「これも歌うよ~」「この曲は梅さんだけ~♫」とか。桃組さんのこの曲知ってる?!と、他のクラスの歌まで歌い出し(笑)
 私、ここの部分が遅いねん、と言いながら、帰って来てからはずぅ~と歌っていて(笑)
ある日、「ママ?! 私この部分歌うから、次こっから入ってきてなぁ~!!」と言われ…。(本人曰く、YELLの二部合唱の追いかけっこのだそうです)
「ママ、習ってないから分らへんわぁ~涙」と言うと、「下手でもいいねん!! 気持ちが入っていたら」と言われ、ビックリしたのを覚えています。
(娘の口から、そんな言葉が聞けるとは(笑))

 本番の朝、幼稚園に送る車内でYELLをかけ、二人で聴きながら園の駐車場に着き、「ママ、緊張する涙」と言う娘を抱きしめて、「大丈夫!! あなたなら頑張れる!!」と言って、登園させました。
 オープニングが始まり、園長先生の指揮でお母さんコーラスさんと楽しそうに歌う子供達。どの子もしっかり前を向き、綺麗な声で歌っている。それを見て私は早くも泣きそうになり、自分の中ではまだ泣くのは早いと我慢しつつ(笑)、何とか年長さん全員の歌まで涙を持ちこらえ。
 気付くと舞台上の娘も感激と緊張で泣いていて、それでも頑張って歌っている娘を見て私も号泣。

担任の川口先生から お母さんへの お返事です
 一部の歌で、涙を少し浮かべているのが指揮をしながら気付いたので、控室で声をかけると、「緊張でドキドキした」との返事。
そこで「指揮をしている私の目を見ていたら大丈夫ですよ」
「次の曲(肩たたき・お母さん・誕生日)は、大好きなお母さんのことを思い浮かべて、お母さんのニッコリ笑顔で歌いましょう」と声かけしギュッと抱きしめました。
 二部が始まると、ゆずさんのニッコリ笑顔! 目と目で会話をしながら指揮を振っていました。

「誕生日」の歌では、お母さんの出産時の想いを聞き「ゆずさんが生まれてきた時は、本当に本当に嬉しくて、家族皆が涙して喜びました。
お母さんは“生まれてきてくれてありがとう”と、涙して抱きしめてくれました。大切に大切に育ててくれたんですよ。
こういう話をするとゆずさんは、「お母さん、私を生んでくれてありがとう」こんな言葉をお母さんに伝えたいと、話してきました。
 ゆずさんの心の成長に、私は涙が溢れました。

川口先生からの上記のお手紙に対して再びお母さんからのお返事を頂きました。
 お返事を川口先生から頂き、涙が止まりませんでした。私が娘に伝えたい事を、川口先生が伝えて下さって、それに対して娘が私に話したい言葉まで伝えて下さって、その言葉を見て涙が止まりませんでした。
 こんな嬉しいお手紙を頂いたのは初めてです。
川口先生の細かな配慮が、いつも本当にありがたいなと思っています。
本当にありがとうございます。

どの歌も本当に素敵で思い入れのある曲でしたが、やっぱり娘と私の中でYELLは特別で。
 あの歌声は 本当に5歳児なんやろうか?
園での練習(ホール)から聞こえてくる歌声も凄いなぁ!! と思いましたが、泉の森ホールでのあの響き   娘が言っていたおいかけっこ二部合唱の迫力に、聞いていてこれか、娘の言っていたのは?! と思いました。
 (理事長注:私も和泉の森ホールでの響きには、本当に心が震えました。良いホールは、あういう響きを醸し出してくれるのですね!!)

 クラス毎の曲では、どのクラスも本当に歌う表情が豊かで、高く綺麗な声で感動しました。
 梅組のクラス曲 「誕生日」
この曲は自分の中で凄く思い入れがあって、娘が家で練習する度に涙ぐんでいたのを思い出します。(「ママ いつも泣いてんなぁ~!!」とよく言われました(笑))
 私は娘を出産する時のことを思い出し……、そんな中で無事に元気に生まれてきてくれた娘。
本当に嬉しくて、生まれてきた娘を見て泣いたのが6年前……。

  ありがとう
  理由は 何もないんだよ
  あなたという人が いることでいいんだよ ♫


この歌に全て込められていて、泉の森コンサートで娘が歌ってくれた事が、また奇跡だと思っています。
本当に本当に有難うございます。
私にとっても娘にとっても思い出になり、忘れられないコンサートになりました。
 最後のエンディングは一緒に歌わせて頂きました。
旅立ちの日に……
 この曲を聞くと、本当に卒園が間近なんだなと実感しました。
見に来てくれた義母に「今日はありがとう」と言うと、「こちらこそありがとう!! こんな素敵な歌を聴かせてもらえて嬉しい。あんなに小さかったのに、立派な年長さんになったね。」と涙を流しながら言ってくれました。
 本当に素敵なコンサートを開いて頂いて、このコンサートに携わって頂いた方々に感謝しています。
先生方もお疲れと思います。
お身体ご自愛ください。

平成31年2月9日
素晴らしいというありきたりの言葉では表現できない超越したコンサート
日本一の先生に導かれ あの子供達の能力が引き出されるのです
年長桜組 曽我部恵理

川上先生 川口先生 上木原先生 そしてお世話になった全ての先生方へ
 待ちに待った泉の森コンサート。
感想…もうどのように表現すればよいのか。どうすればこの気持ちが先生方に伝わるのか……言葉には言い表せない気持ちでいっぱいなのです。
素晴らしい舞台でした! と言ってしまうと何か違う……本当に言葉で表すことのできない、そんな世界を超越したコンサートだったのです。
 子供達の歌は、声は、透き通っていて、胸にぐっと突き刺さってきました。
真剣に先生の方を見て一心不乱に歌う姿。今までやってきた事を、力いっぱい発表する姿。
子供達をここまで育てて下さり、能力を引き出して下さり、親として嬉しさでいっぱいになりました。
 歌に込められた意味を理解し、表情豊かに、それを体いっぱいで表現する姿は、聴いている者の心を揺さぶり、あっという間にその歌の世界に私達を引き込みました。
子供たちの魂を感じました。そして先生方の魂を感じました。
幼稚園児にこんなことができるのでしょうか。
本当に本当に素晴らしいコンサートでした。
ここまで子供達を全力で指導し向き合って下さった先生方には、感謝の言葉しかありません。
 確かに「日本一の年長さん」です。
しかし、日本一の年長さんになれるには、「日本一の先生」が、安松幼稚園にはたくさんおられるからなのです!!
先生方なくしては、「日本一の年長さん」にはなれません。
そんな素晴らしい先生方にご指導頂けた事、親子共々、心より感謝しております。
 卒園まで、もうあとわずかの時間を残すのみとなりました。
「卒園したくない」という娘だけではなく、私にも卒園アレルギーが出そうです。
悔いのない幼稚園生活でした。あとわずかを惜しみつつ、更に悔いのない幼稚園生活をと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
 先生方、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

平成31年2月9日
5才児にして ここまでの緊張感や達成感を経験することがでるとは
年長桃組 齋藤麻智子

上木原先生へ
 泉の森コンサートからもうすぐ一週間ですが、感動がまだ頭から離れずにいます。
ホールに響く歌声、先生と子供達のい気合いいっぱいの姿、本当に素晴らしくて涙がこぼれました。
 練習が続いていた頃、大和は「あとは表情だけやねん。表情がすごく難しいねん。表情で声が変わるねん」とか「あぁ、もう少しで本番や。緊張する! この緊張はどうしたらいいんやろ?」と言っていましたが、本番の大和は本当に堂々としていて立派でした。
 表情も豊かだったと思うし、オープニングは少し緊張しているように見えましたが、メインで登場した時には緊張も和らいでいて、全てを出し切れているようでした。
 上木原先生の指揮もあり、よりリラックスできたのかもしれません。
主人や私の父母も、「いいコンサートやったなぁ! めちゃくちゃ上手やった! 泣いたわ!」と、大喜びでした。
 私もコンサートから帰る車の中で涙声になりながら、思いっきり褒めました。
大和はやりきった達成感でいっぱいのようで、「諸石先生が客席から『上手! ブラボー!』って、言ってくれたねん!」と、すごく嬉しそうでした。
 5才児にして、ここまでの緊張感や達成感を経験することができたのも、泉の森ホールコンサートの開催をご決断下さった安井先生、子供達に毎日ご指導下さった先生方のおかげです。
子供たちへの指導、指揮やピアノの練習など、先生方のご苦労・ご負担は大変なものだったと思うと、感謝してもしきれません。 
本当に本当にありがとうございます。
 コンサートの翌日、大和は「早く幼稚園に行きたいわぁ、なんで今日も明日も休みなんやろ。早く縄跳び見したい。僕、跳べる自信出てきたねん」と言いました。一月下旬より後ろ交差跳びを練習していて、卒園までにテープがつくことを目標に頑張っています。うまく跳べずに泣く事も多かったのですが、泉の森コンサートをやりきったことで自信がついて、一つ強くなったのだなぁと、大和の言葉を聞いて嬉しくなりました。
 卒園まで残り少ないですが、一日一日を大切に幼稚園生活を楽しんでほしいなぁと思っています。
引き続きご指導のほど、宜しくお願い致します。

P.S.
 コンサートが終わって以降も、大和はコンサートの曲をよく歌っています。
私と弟の理人にも、YELLの歌い方を教えてくれました。
小さく『ん』をいれるところ、口の開き方、盛り上げるところ、それぞれの箇所での表情など、気をつけるポイントがとてもたくさんあって、これを一つ一つ覚えて歌っていたと思うと、改めて感心しました。
先生、本当に有難うございました。本当に感謝しています。

平成31年2月9日
コンサートを通して鮮烈な印象を残したのは 歌声の“信じられない美しさ”
年長全員での合唱はまさに圧巻 緩急のある流れ サビの迫力
舞台から湧き上がるエネルギーは 信じられないもの
あの曲目アレンジに挑まれた先生方の熱意も また信じられない思い
年長梅組 上久保加奈子

拝啓
 早春のうぐいすはまだ遠いと感じる寒さの中、先日は一足先に美しい歌声を聞かせて頂きました。
 昨年夏から半年以上に渡る泉の森コンサートへの準備、練習等の為、先生方におかれましては心身共に大変なご尽力をいただいた事と存じます。
無事に本番を迎え、大成功に終えて頂きました事に、まずは御礼申し上げます。
 コンサートを通して鮮烈な印象を残したのは、歌声の“信じられない美しさ”でした。
幼稚園児の可愛らしさ素直さといった子供の範疇を超えた無条件の美しさを私は感じました。会場の隅々までに響き渡るその美しさに、私のみならず誰もが心洗われたと思います。
 そしてその美しい歌声と共に繰り広げられた年長全員での合唱は、まさに圧巻でした。
緩急のある流れ、サビの迫力、舞台から湧き上がるエネルギーもまた信じられないものでした。全身で表情豊かに、心から歌を表現する園児達の姿と声に、感動の増幅が止まりませんでした。
 あの曲目アレンジに挑まれた先生方の熱意にも、また信じられない思いです。
あの合唱が、先生方の圧倒的な指導力の元に実現されたものである事はもちろんですが、それ以前に、「子供達に挑戦させよう」と決断された事に頭が下がります。
それには「この子達ならできる」また「自分たちの指導力で、できる所まで引き上げることができる」という、先生の信念があっての事だったのではないでしょうか。
(理事長注:具体的な指導については、ぜひ文末の理事長注をお読み下さい。)
少なくとも私はあの合唱で、今まで私の想像が及ばなかった子供の力に気付かされました。これからは、もっと子供の力を信じてあげないといけないと思いました。それと同時に、これは一人では絶対出来ない事だとも思いました。指導力のある先生がいて、先生とお友達と皆で力を合わせて皆で力を発揮する。その一員に我が子が居る事が嬉しかったです。

 クラス毎の発表では、美しい歌声はここでも発揮され、先生を一心に見つめる子供達のキラキラした瞳が眩しく、皆で合わせている呼吸までが見えるような一体感が感じられました。
 梅組の「肩たたき」「お母さん」「誕生日」は、どれも母親には殊更心に沁みる歌で、色々な思い出が蘇り、我が子がここにいる幸せを感じずにはいられませんでした。
 今後、このコンサートを上回る感動に到るコンサートは、無いのではないかと思います。子供の成長は当然楽しみで、大きな期待も持っております。けれども、そのように思う程、このコンサートでの体験は、私にとっても子供にとっても貴重なものだったと思います。本当に幸せな一日でした。
ありがとうございます。
 まだしばらく寒い日が続きます。先生方にはどうかお疲れが出ませんように、御自愛下さいますようお祈り申し上げます。

かしこ

理事長注:
 芸術はすべて模倣から始まります。
歌唱においても
同じで、古典芸能と同じく、子供達は耳写し・口移しで、歌を学んでいきます。

●ポイント①
 
先生自身がその歌を消化して、歌うことができるかという点にあります。
先生が歌えることが大前提です。
●ポイント②
 
 
先生の歌声を子供達に真似させる事が出来るかという点にあります。
ここに、先生の細かい指導が入り、先生の指導力が大きく問われるところです。
●ポイント③
 
 
個々の子供が綺麗に歌えても、合唱ですから、それを上手く合さなくてはなりません。どのようにして、今回なら95人の声を一つにまとめるかという事です。ここも先生の指導力が問われるところです。

②③においては、先生の子供への想い・情熱・人間性が礎となります。

●ポイント④
 
 
先生の身体から溢れる情感を基にした指揮、時には優しく、時には力強い指揮が不可欠です。当然、気持ちのこもった、指揮者との間合いが取れるピアノ伴奏が必要となります。

以上4点がポイントですが、H31.2.9の理事長エッセイ(元大阪教育大学附属天王寺の音楽科・諸石先生の寄稿文)を是非お読みください。

 それからもう一つ、歌唱指導以前のポイントがあります。むしろこれが最重要と言ってもいいでしょう。
●全ての教育活動の基礎となるポイント

  





子供の、やる気や集中力が養われているかどうかが最も大切なポイントであり、全ての教育活動に不可欠なものです。
すなわち入園時からの躾や指導を通して、具体的には、先生やお友達が話している時は、しっかりと話を聞くことのできる集中力、また自分の思いを発言することのできる積極性などが養われているかどうかです。合唱は、躾の集大成でもあります。
そういう教育・躾がなされていないなら、当園が目指す合唱は不可能です。


 以上、上久保さんの文中に、「子供達に挑戦させよう」と決断された事に頭が下がります。とありましたので、当園の歌唱指導についての考えの一端を披露しました。
難い内容になった事をお許し下さい。

平成31年2月9日
幼稚園児の歌でここまで感動させられるのは 安松幼稚園だけでは
ないでしょうか そしてその指導をして下さったのが 歌のプロではない
幼稚園の先生というのも 安松幼稚園の凄いところだと思います
年長桃組 北野尚美

上木原先生へ
 先日の泉の森コンサート お疲れ様でした。とても素晴らしかったです。
あれだけの曲数(理事長注:32曲です)を歌っているのに、あの完成度の高さ!
私の想像をはるかに超えていて、ただただ感動で、今でも思い出しては涙が出てきます。
 幼稚園児の歌でここまで感動させられるのは、安松幼稚園だけではないでしょうか?
高い音も綺麗に出ていて、伸び・響きが素晴らしい。園児にありがちな大きな声で怒鳴る事もなく、またカスカスの声でもない。しっかりした声が響くようにホールいっぱいに広がる。これが5、6歳の歌声なのかと、何度も思うぐらいでした。

 本当に上手になったな、凄いな、頑張ったんだなと思います。
年少さんの頃、幼稚園で歌ったと言ってはよく聞かせてくれていたのですが、音程もリズムもめちゃくちゃで、お世辞にも上手と言えるものではありませんでした。懇談の時、こんなので大丈夫なのかと相談したぐらいです(笑)
その時「今はそれでいいんです。大丈夫ですよ。」と、おっしゃって頂いたのですが、本当に大丈夫でした。
適切な指導を受け、正しい声の出し方・歌い方を身につければ、こんなに上手になるんだ、音痴はいないと言いますが、その通りだと思います。
 そしてその指導をして下さったのが、歌のプロではない幼稚園の先生というのも、安松幼稚園の凄いところだと思います。
たくさんの研鑚を積んで、子供に高い負荷をかけながらも愛情をもって熱い心で接してくれているからこそ、子供もそれに応えようと頑張れるのでしょう。先生の一生懸命は、子供の一生懸命を引き出すのだと思います。
 終わった後の「楽しかったー。千点満点やってー。」と、戻ってきた満足そうな顔また負荷を乗り越えたんだなと感じました。
 ここまで強く成長できたのは先生のおかげです。本当にありがとうございました。
卒園まで残り少なくなってきました。
寂しさが募りますが、一日一日大切に過ごしたいと思います。
先生もどうぞご自愛下さいませ。

平成31年2月9日
ママ 悲しい所は悲しい顔をして歌うと気持ちが伝わるのよ
年長桃組 笠原早紀

上木原先生 谷口先生へ
 先日の泉の森コンサートでの素敵な時間をありがとうございました。
とても感動しました。
あんなに大きなホールで子供達の声が響き渡り、堂々と歌っている姿に、すごいと感じました。
 家でゆうなと一緒に歌っていると、「ママ、悲しい所は悲しい顔をして歌うと、気持ちが伝わるのよ」「ここが上手に出せない。ここで綺麗な声を出したい」と言いながら、状況を分りながら練習しているのには、驚きました。(理事長注:自分でするべきことを理解している。5才児にしてすごいですね!! ビックリです。)
 先生方の熱意あるご指導のおかげで、日々上手になっていく様子を感じて嬉しく思っていました。ありがとうございます。
 年長さんの歌声を聴いていると、力強い“一本松”や、友達への想いなどの情景が浮かびました。すごい事です。上手に歌うというレベルをはるかに超えて、気持ちを込めて歌っているのが、すごく伝わりました。
 また先生方の指揮ピアノも印象的でした。
まだまだ聞いていたい! と思う程、あっという間の3時間でした。
 終わった後のゆうなの顔は、やりきったという達成感で、すごくいい表情をしていました。
 こんなに貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
残り少ない園生活ですが、よろしくお願いします。

平成31年2月9日
歌唱指導を経験してきた義母は 先生の指導力に驚き感動し
情熱大陸に出たら!! と一言
私も 先生方のすごさを改めて改めて思い知らされ
年長桜組 宮本裕子

川上先生 安松幼稚園の先生方
 2月9日の創立70周年記念コンサート、本当にすごかったです!
子供達の声がホール中に響き渡り、その美しさに圧倒されて、心がつかまれたように聞き入ってしまいました。あっという間でした。
 こんなに大きな舞台に立ち力を出しきった経験は、旬の心にずっと残り続けると思います。
 「もう一度やりたい」「今日という日が来なければいいのに…」と、自然に口に出すぐらい、園で先生とお友達と濃い時間を過ごしたんだなと改めて感じました。
 そして当日まで時間も限られる中、子供達とたっぷりと時間をとり指導に全精力を注ぎこんで頂き、本当にありがとうございました。コンサート運営・準備・指揮・ピアノ伴奏と、フル回転で大きなプレッシャーの中、本当に大変だったと思います。
 先生方のすごさを、改めて思い知らされました。感謝以外の言葉が見つかりません。
 当日は遠方より、義母を招待しました。
長年小学校で歌唱指導をしてきた祖母に、是非、生の声を聞いてもらいたいと思ったからです。
子供達の綺麗な声、歌う表情、そして幼稚園児にしてここまでまとめ上げられる先生方の指導力に驚き、感動していました。
情熱大陸に出たら!! とも。笑顔ピース
それを聞いて、私はすごく嬉しい気持ちになりました。
 先生方、本当にお疲れ様でした!!

平成31年2月9日
観客を感激の渦へと巻き込む趣が まるでプロの様
この園児達を育み この感動を生んでいる先生方は 日本一!!
年長梅組 奥野千恵美

 大大大成功のコンサート! おめでとうございます。
そして舞台に立たれた先生方、陰で支えて下さった先生方、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
 私もお母さんコーラスで娘と共に舞台に立たせて頂いた事、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 全ての先生方、そして子供達! 一人一人の佇まい、その眼差しの強さに、内面からにじみ出る様な芯の強さも感じられました。そして観客を感激の渦へと巻き込む趣が、まるでプロの様でした。
 そして舞台から去っていく子供達の姿からは、子供らしい最高の笑顔と誇らしさが溢れる姿で、胸がアツくなりました。
 娘に対しては、楽しんでいるからこその心からの笑顔で歌っている表情が、娘の3年間の園生活がどれだけ素晴らしいものだったのか表しているかのようでした。
 今後の人生で自信を無くしたり迷った時は、このコンサートで得た達成感や自信が必ず勇気づけてくれることと確信します。これも安松幼稚園と出会えたからこそと思います。
 この園児達を育んでいる、この感動を生んでいる先生方は、やはり 日本一!! 天晴れ!! としか言いようがありません。
心より尊敬し、信頼し、感謝致しております。

平成31年2月9日
どれだけ我慢しても ただただ涙が溢れ
先生が指揮で前に立たれたら 子供達の表情がガラッと変わります
姿勢がピリッと引き締まり そして歌声も変わります 空気感がすごいです
年長梅組 奥野千恵美

川口先生へ
 大成功の泉の森コンサート!! 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
何とも言えないくらいに感動しました。どれだけ我慢しても、ただただ涙が溢れました。
 本当に川口先生サイコーです!!
先生が指揮で前に立たれたら、子供達の表情がガラッと変わります。姿勢がピリッと引き締まり、そして歌声も変わります。空気感がすごいです。
YELLの後の、観客からの「ブラボー!」という声は、まさにその通り! 先生の力は魔法のようでした。
 私は4年前の泉の森コンサートでの、川口先生が指揮、千代田先生がピアノ伴奏された“怪獣のバラード”が、今も心に残っています。(理事長注:私も全く同じ思いです。同じ思いを4年間持ち続けておられる方がおありだと分かって、とても嬉しいです。あの指揮とピアノ伴奏があって、あの歌声が生まれたと思っています。)
 あの波のように迫ってきたド迫力の歌声とパワー、それを指揮する川口先生! 躍動するピアノ伴奏! その素晴らしさ! カッコイイ!! あの時からの隠れファンでしたが ハート 今や私の心もおばあちゃん達の心も鷲掴みにされました。みんな川口先生に夢中で、我が家では、川口先生フィーバーが起こっています。
 先生に担任して頂けた娘は何て幸せ者なんだ! と改めて出会いにも感謝致します。
もう少しで卒園なのかー と思うと本当に寂しく感じます……。が、こんな贅沢な思いをさせて頂いているのだから! と、最後まで全力で、1ミリの悔いもない様に、娘と共に幼稚園生活をやりきります!!

平成31年2月9日
驚きと感動 喜びで心揺さぶられた一日
先生方と子供達の3年間の集大成が 歌声となって響きました
年長桜組 重里恵美

川上先生
 お世話になっております。
泉の森コンサートが終わった今も、子供達の歌声が頭に流れてきます。
驚きと感動、喜びで心揺さぶられた一日でした。
 プロの方々も出演する大舞台を、向日葵は「楽しみ!」と前向きでした。
でも一つ気がかりになることがありました。
よその習い事で、緊張のあまりメソメソしたまま終了してしまう事があったのです。園で、やる時はやる! を何度も経験しているのに……です。
毎日コツコツ頑張っている姿を見ているだけに、ここぞ! という時に存分に力を出しきれる様になって欲しいと願っておりました。
が、本番、一部で舞台に出てきた向日葵は、緊張で顔を強張っていました。しかし一番好きという YELL が始まると、向日葵の表情が徐々に柔らかくなり、「その調子、頑張れ!」と、心の中でエールを送り続けました。 
 そして二部の桜組の時は、ニッコリ笑顔で楽しそうに伸び伸びと歌う姿を見せてくれました。
 どうやら予想以上の観客の多さを目の当たりにして、初めは緊張してしまった様です。が、大舞台の本番中にもかかわらず、自分で気持ちを切り替えて調子を取り戻せたこと、また一つ乗り越えられたね! と、とても嬉しかったです。
 行事の度に苦手を克服していく娘。着実に心が強くなってきています! 先生方には、困難に打ち勝つ力を精一杯養って頂いたと、感謝の気持ちも加わって、涙がぽろぽろ止まりませんでした。
 子供達の歌声は、言葉では言い表せない程の感動でした。例えば、桜組さんの歌に入り込む力、集中力には目を見張りました。「一寸法師」の元気で力強い歌声と、木漏れ日の様な心地良い温かさを感じさせられる「優しさに包まれたなら」の歌声。対照的な曲目であるのに、見事な表現力で! 読み書きなど言葉はまだ拙い年の子が、歌うことでこれだけ豊かに感情表現でき、心に訴えかけてくる。安松の年長さんをとても誇らしく思いました。
 それも諸石先生の寄稿文を拝見し、腑に落ちました。
十人十色のメンバーで美しい歌声を奏でるということ。子供達の直向きな頑張りは言うまでもないですが、その土台を作り築いてこられた先生方と子供達の3年間の集大成ですね。目には見えないその歩みが、あの日、歌声と共に心に響いてきました。日本一です!!
 創立70周年おめでとうございます。
これからも、そのような歌声と共に、日本の文化を大切に受け継いでいこうという先生方の熱い想いが、一人でも多くの方の心に届きますように。
素晴らしい一時を、どうもありがとうございました。

平成31年2月9日
安松幼稚園に帰って来られて本当に良かった! 本当にみんなが
一体になっている姿に驚くと共に 歌の温かさを感じ
川口先生の子供達を惹きつける力はすごいなぁ!と 改めて感動し
年長桜組 日根野谷華恵

川口先生 水本先生
 泉の森コンサート とても良かったです。
興奮冷めやらぬうちに書いています。
 「YELL」「さくら」とくに素晴らしかったです。
伸び伸びと歌う琉仁を目に焼き付けながらも、 他の子供達を見ると、皆思い思いに曲にのり、感情豊かに一生懸命に表現する姿は、微笑ましく圧巻でもありました。
表現の一動作である手の動きにも力強さを感じ、胸を打たれました。卒園にも通じる歌、思い出の詰まった幼稚園でまた聞きたいです。
 梅組さんの「誕生日」では、まさに琉仁の出産時の光景が思い出されました。
お腹にいる時から毎日“ten の めばえ”を見て、琉仁に会えるのを楽しみにしていました。生まれてきてくれた幸せを噛みしめる余裕もない毎日ですが、まさにあの日に初めて出会った赤ちゃんがこうやって歌ってくれていると思うと、とても感慨深い気持ちでした。
 梅組さんの歌では、端っこにいた琉仁が、川口先生に吸い込まれるように中央に寄って行きそうで心配になり、全体で見ると、川口先生という大きな灯に同調する小さな光のように、中心の磁石につられて動く砂鉄のように、母ガモと小ガモのように、(良い例えを思いつかなくて、しかし全部良い意味で例えています!!)本当にみんなが一体になっている姿に驚くと共に、歌の温かさを感じました。川口先生の子供達を惹きつける力はすごいなぁ!と、改めて感じました。
 わらべ歌、童謡は、お家でもたまに披露してくれ、そのビデオを母(琉仁の祖母)に贈ったりしていました。またそのビデオを、91歳の祖父(琉仁の曽祖父)とも一緒に見て、とても感心してくれたようです。遠くてなかなか会いに行けない曽祖父に元気を送ってくれた琉仁に、そのような優しさを育み、そのような伝統を引き継ぎ、世代をつなげて下さった先生方に心から感謝致します。
 琉仁は今回のコンサートをとても楽しみにしていて、前日には、もうみんなで歌えない事をとても寂しいと言っていました。
この日に向けて本当に一生懸命取り組んでこられたこと、無事元気に本番を迎えられたこと、琉仁にとってこんな大仕事を成し遂げたのは初めての事と思います。
あと半年長く父親と共にアメリカに残るという選択肢もなくはなかったのですが、今は、親子共にすべて報われたような達成感でいっぱいです。
 何より琉仁が帰ってきて、こうしてみんなと一緒に歌えてよかった! コンサートのみならず、安松幼稚園に帰って来られて本当に良かった! 楽しい!! と思っている様子を見て、私もホッと嬉しく思っています。
 一言では到底言えませんが、毎日身を削る思いで子供達に全力で向き合って下さった先生方、ここまでの完成度を子供達に経験させて下さったこと、それには努力が必要なこと、大きな舞台での緊張感、沢山の初めて、ドキドキを経験させて頂き、本当に有難うございました。感謝致します。
 残り1ヶ月。まだ行事もあり、あっという間に過ぎていきそうです。
琉仁との幼稚園生活、大事に過ごしたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

平成31年2月9日
YELL の後半のかけあいの時は 涙腺崩壊
年長桜組 北浦絢子

安井先生 奥本先生 年長担任の先生方に
 泉の森コンサート 本当にお疲れ様でした。
子供達をあのレベルまで指導するのは、私達が想像している以上に、大変なご苦労があったと思います。
 子供達も、先生方の想いや熱意を、目や耳、肌、身体全体で感じ、それを受け全力で応えた結果、あのような素晴らしい歌声や気持ちを私達に届けてくれたんだなと思いました。
 コンサートが始まり並んでいる時は表情が緊張で固かったのですが、歌い始めると一変して、もう一瞬で私は引き込まれてしまい、涙が止まらなくなりました。とくに YELL の後半の二部合唱の掛け合いのところでは、涙腺崩壊してしまいました。(理事長注:私も全く同感。YELL で、あのいくつもの部分に分かれた掛け合いには、心が震わされ、感動で思考が停止しました)
 先生と子供達が掛け合いをしながら、気持ちをぶつけ合い戦っているように思え、もう涙をふくのも忘れるくらい、どんどん吸い込まれていきました。
 もう安松幼稚園での生活は残りわずかですが、改めて、子供を安松幼稚園に入園させて良かったと、思いました。
こんな素晴らしい先生や子供達の雄姿を見ることができ、私達家族は幸せです。
コンサート本当にお疲れ様でした。

平成31年2月9日
YELL は 園児が歌っているというか 踊っているというか
何か魂から伝えようという想いが表に満ち溢れ 涙止まらず
年長梅組 山本かほり

 泉の森コンサート 本当に素晴らしかったです。
渓人は、お正月を待ち望むように、あと7日寝たらコンサート ♫ と、一週間前から指折り数えていました。
 30曲以上の歌詞を園児が覚えているだけでもすごいことなのに、あんなに素晴らしい歌声を聞け、とても幸せでした。
特に YELL は、園児が歌っているというか踊っているというか、何か魂から伝えようという想いが表に満ち溢れていて、涙が止まりませんでした。
渓人も一番大好きな曲で、車に乗るといつも「YELL のCDかけて」と言われ、ずっと歌っていました。
大人でも難しい歌詞・メロディーなのに、よく覚え歌ったと思います。中学生のいとこも、渓人が YELL を歌っているのにびっくりしていました。
 このようなコンサートを観ることができ、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
七海の時からお世話になり6年間、安松幼稚園の素晴らしさは、やはり特別のものだと改めて思いました。
あと少しで卒園と思うととても寂しいですが、マラソンや参観を楽しみにしています。

平成31年2月9日
安松っ子でなければ おそらく見る事が出来なかったあの姿
年長桜組 大石直恵

先生方へ
 とても素晴らしい泉の森コンサートをありがとうございました。
いつも熱いご指導して頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
 子供達のイキイキとした目は、いつ見ても感動します。
安松っ子でなければ、見る事が出来なかったあの姿
入園できて、晃輔も浩之も私も幸せ者です。
 もうすぐ卒園、私としてはとても名残惜しいですが、最後まで安松ライフを楽しみ成長し、いい思い出をたくさん増やしてほしいと思っています。