お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

新型コロナウイルス流行の日々

最初に

 新型コロナウイルスに起因する緊急事態宣言が出され、4,5月と休園となりました。外出自粛要請も出され、家庭中心の生活を余儀なくされました。
 そこで、家庭での子供やご両親を励まそうと、先生方の力作動画を、HPに up しました。
 翌朝 登園しますと、郵便ポストに、園児とお母さんのお手紙が入っていました。園児や皆さんを励まそうと企画した動画でしたが、その後も、その動画をご覧になった多くの方から、私たちに励ましの働きかけがあり、逆に私達が励まされました。
皆さんからの励ましの言葉に 涙が止まりませんでした。
ありがとうございます。
休園中に頂いたお便りの中から数点紹介します。

令和2年5月14日

理事長 安井俊明

令和2年5月14日
励まし動画を見た娘 夢に幼稚園が出てきたと
早く幼稚園に行きたいと
年長桃組 馬野陽子

 いつもお世話になっています。
昨日は、先生方の力作動画ありがとうございます!!
 先生方もこの大変な時に、子供達・保護者の為に色々と考えてこのような素晴らしい動画を作って下さり、本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。

 2ヶ月間という長い春休みになってしまい、正直私自身も不安な日がありました。
でも娘が、毎日のように発表会のビデオを見て歌ったり楽しそうに踊る姿を見て、この機会に、親子二人の時間を大切にしようと思いました。
おやつ作り・紙コップや紙で作るおもちゃ作り・折り紙で動物園を作ったりと、楽しく過ごしています。
私も何十年ぶりに物作りに没頭でき、童心に帰ることができました。
 動画が始まってすぐ娘と二人で『先生や~ハート』と喜び、私は感謝の気持ちで涙が出ました。歌もあり、本気のゴリラ役もあり、家族でいっぱい笑わせてもらい、体操も日課にさせてもらいます。
 動画を見終わった後、娘が一言、『明日にでも幼稚園に行って、先生たちに会いたい!!』と叫んでいました(笑)。母の私も同じ気持ちです。 
今朝起きると、『夢で幼稚園出てきた!』といっていました。
 一日も早くコロナウイルスが終息し、日常がもどりますように。
安松幼稚園の先生方とお会いできることを、心から楽しみにしています。

●園児の馬野杏理さんからも、お手紙と絵が届きました。
   どうがみて たのしかったです。
   はやく ようちえんにいきたいです。

理事長注:
 私はこのお手紙を見て、涙が溢れました。
手紙を読み返すごとに、涙が溢れます。
私たちも早く、子供や皆さんにお会いしたい!!
 このお手紙以外にも、直接会いにきてくれたり、また電話などで、心からの激励や 感謝の気持ちや 優しい言葉を頂きました。
 私たちから みなさんへの 想い・感謝を伝える言葉が見つからないほど、励まされ やる気にさせられ 嬉しく 感動いたしました。
 それと共に、いつもは当たり前と思っている日常が こんなにも大切で当たり前ではなかったんだと気づかされました。
 多くの 励まし 優しい言葉に 全ての先生こぞって 御礼申し上げます。
お会いできるのを 楽しみにしています。

令和2年5月19日
またこの場所に帰って来れた!と  懐かしさと安心感で胸が熱くなり
安井先生が話して下さった園の方針についても  今後しばらく続くであろう
不安定な生活の中で指針となる  大変頼もしいものでした
年少りす組 重里恵美

匂梅先生
 先日は、入園式に代わるものとして、りす組の集いを開いて頂き ありがとうございました。入園式として、先生全員で元気に迎えお祝いして下さり、親子共々ただただ嬉しかったです。
 舞台上に揃われた先生方の意気揚々とした姿を拝見し、「またこの場所に帰って来れた!」と、懐かしさと安心感で胸が熱くなりました。
 安井先生が話して下さった園の方針についても、今後しばらく続くであろう不安定な生活の中で指針となる、大変頼もしいものでした。
 この数ヶ月、手探り状態の生活の中でモヤモヤしていましたが、この集いをきっかけに、私自身も気持ちの切り替えができました。まだまだ油断はできませんが、親として出来ることを考え、娘をドーンと園へ預けたいと思います!
 その日、上機嫌で帰宅した春留日は、久々にぐっすり昼寝をしました。やはり子供は、お友達や先生と外で元気いっぱい遊ぶのが良いなぁと、そんな機会を設けてくださった先生方に感謝です。この日を境に「幼稚園」の話題が増え、本人も楽しみにしているようです。
 また春留日は、匂梅先生が担任でとても喜んでいます。
昨年の満3歳児の入園後から匂梅先生の名前を口にしており、担任の先生以外の名前を覚えていることに少々驚きましたが、クラスに関係なく触れ合って下さっているのだな! と嬉しく思っていました。(人の名前を覚えるのが苦手だった姉の日向葵もそうでした!)
 非常時でスタートした新学年でしたが、このような時でも最大限力を尽くして子供達を導いてくれる安松の先生方だと安心しています。くれぐれもお体に気を付けて下さい。春留日と共に、6月からの登園を楽しみにしております。
1年間、どうぞよろしくお願い致します。

令和2年5月22日
親子で待ち望んでいた登園日 登園できる有り難さをかみしめ
安井先生の「時間と場所を選び  人と接触のない環境で
適度な運動を」の言葉に 大変救われ
年長梅組 石澤朋枝

安井先生へ
 今日は、親子で待ち望んでいた登園日。登園できる有り難さをかみしめています。
休園中も、次々とメール配信やHPへの掲載などをして頂き、ありがとうございました
中でも安井先生の「時間と場所を選び、人と接触のない環境で、適度な運動を」の言葉に、大変救われました。
 国・府からの外出自粛の要請で、誰もが皆 出掛けるのが駄目という様な風潮の中安井先生の言葉を基準に考え判断することで、外での気分転換も身体を動かすことも可能になり、心身共に健全でいられました。
 家で居る時間が多い中で行く 犬鳴山や永楽ダムなどのハイキング、遊具のない広場のみの公園で縄跳びや鬼ごっこやドッジビー、バドミントンなど 自然の中で思いっきり体を動かすことは親子共にリフレッシュになっています。
 あの言葉のお陰で、長引く自粛生活をそれほどストレスを感じることなく過ごせていることに感謝しています。
 先生方のご苦労も相当なものだと想像しますが、1学期が少し短くなっても、貴重な年長の日々を無駄にすることなく、しっかりとやり切りたいと思います。

理事長注:
 お便り、嬉しく拝見しました。
私の発した言葉で、外出自粛の呪縛から解放されたこと、嬉しく思います。
私は、今回の新型コロナウイルスの流行を通じて、日本(日本人)の良いところ素晴らしい点と、もう一つは残念な点を観ることになりました。
他国のように、罰則を伴った強い力・法律で強制しなくても、大難にあたっては、素直に心一つに、協力できるということ。これは東日本大震災の直後においても、略奪や暴動が起きることなく、整然と秩序が保たれていたことと相通じるものだと思います。
今回の件を通じて、福沢諭吉の 『一身独立して一国独立する』 という言葉を思い出しました。日本人の長所と思える素直さが、逆に、自分の頭で物事を考え判断するという力を弱めていることです。
この件につきましては、後日理事長エッセイに真意を表したいと思っています。

令和2年5月22日
コロナが流行しここに至るまで その時々に応じて
柔軟に判断や対応をして下さったことに 本当に頭が下がる思い
年少うさぎ組

先生方へ
 本日、短い時間ではありましたが、久しぶりに登園することができ、とても嬉しく思います。
 コロナが流行しここに至るまで、先生方も本当に大変な時間を過ごされたと思いますが、その時々に応じて柔軟に判断や対応をして下さったことを思うと、本当に頭が下がる思いです。
本当にありがとうございます。
 HPの励まし動画も、家族で拝見しました!
長男が、「すばらしいなあ!」と嬉しそうに一言
ずっと家で過ごしていると、私がついつい口うるさく小言を言いがちでしたが、先生方の動画を見ながら「茶摘み」の手遊びを親子でしてみたり、体を動かしてみたり、リラックスした楽しい時間を持つことができました。
安井先生のヒゲダンスを真似してみたり、動画を見て「匂梅先生やで!」と言って、繰り返し見ていました。
いろいろ準備し、配信して下さったことに、本当に感謝しています。
  一日も早く、普段通りに幼稚園に通える日がくる事を願うばかりです。
今年度も御指導のほど宜しくお願い致します。

●小学年のお兄ちゃんからのお便りです。
 下の文に、朝顔:ドラエモン:サッカーボール:本人の姿の絵を添えてくれていました。
 ありがとうございました。

 先生、元気ですか。
ぼくも元気です。ぼくは今、九九をがんばっています。
動画を何回も見ました。
コロナがおさまったら、また安松に行きたいです。

令和2年5月21日
子供にとっても親にとっても  安松幼稚園は心の拠り所であり
明るい未来を感じさせてくれる大切な場所
年中ゆり組 大津知里

 いつもお世話になり ありがとうございます。
先日の登園日には、先生方に娘の縄跳びを見て頂き ありがとうございました。
 いつになく堂々と跳んでいる娘に、驚きとたくましさを感じました。
先生方にたくさん褒めて頂き、ギュッと抱きしめてもらった娘は、照れくさそうにはにかんでいましたが、娘の顔はとても嬉しそうな安心した顔をしていました。
 その先生と娘の様子を見ていた私は、まるで植物に水を与え、その水がスーッと染みていくような清々しい感じがしました。
 ふと思い返せば、少し前までこの幼稚園の日常であった、先生に褒めてもらい、抱きしめてもらっていたこの日常風景が、コロナの影響で途切れてしまっていたことを痛感しました。
 先日は短い時間でしたが、久しぶりに幼稚園に行き、先生やお友達と会うと、娘もやはり気も引き締まりスッキリした顔をしていました。
 先生方の力作動画で幼稚園との繫がりを感じることができ、新しいクラスでは、澤田先生と藤本先生の明るく元気いっぱいのゆり組が、楽しいことがたくさん起こりそうな明るい予感がしました。
 コロナ禍で精神的にしんどいと感じたこともありましたが、子供にとっても親にとっても、安松幼稚園は心の拠り所であり、明るい未来を感じさせてくれる大切な場所だと思いました。
 幼稚園が再開すると、先生方にもいつも以上にたくさんのご負担をおかけしますが、宜しくお願い致します。

園へ お礼や励ましのお手紙を頂いて

 私は、これらお礼や励ましの多くのお手紙を見て、涙が溢れました。
手紙を読み返すごとに、涙が溢れます。
私たちも早く、子供や皆さんにお会いしたい!!
 このお手紙以外にも、直接会いにきてくれたり、また電話などで、心からの激励や 感謝の気持ちや 優しい言葉を頂きました。
 私たちから みなさんへの 想い・感謝を伝える言葉が見つからないほど、励まされ やる気にさせられ 嬉しく 感動いたしました。
 それと共に、いつもは当たり前と思っている日常が こんなにも大切で当たり前ではなかったんだと気づかされました。
 多くの 励まし 優しい言葉に 全ての先生こぞって 御礼申し上げます。
6月1日にお会いできるのを 楽しみにしています。

理事長 安井俊明