お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

平成15年1月
小 さ な 積 み 重 ね
年中きく組 森本いつみ

 いつもお世話になります。
新聞の切り抜きを持たせました。
色々な社会の出来事や行事や習慣など、また命の大切さなど、折りに触れ、ご指導くださることを大変うれしく思います。
先日末、ユニセフ募金、この震災、そして成人式のことも、その日、先生からお聞きしたお話を、帰り道で話してくれます。夜、「お父さんにも話してみて」と言うと「忘れちゃった」となるのですが、この積み重ね、心を大きくする糧ですね。
成人式の話で『責任』という言葉が印象深かったらしく、兄にも「責任って知ってる?」と、得意気に尋ねていました。
「ゆうちゃんは、まだ小さな責任なんだ…」
幼いから 何の責任もない なんてことはなく、五歳なりの責任があることに気づけたことでしょう。
家庭でも話題にしていきますが、教育の場で教わるのはまた別の刺激となります。さすが安松の先生は、上手にお話してくださるな? と、思わず感心してしまいました。残念ながら小学校では、なかなかそこまでいかないようです。

平成15年1月
優 し さ
神藤 章子

 「今日な、年少の○○君がバスを待っている時、早く帰りたいと泣いたから、もうすぐ帰れるから我慢しいやって言ってあげた」 と、バスから降りるなり話してくれた。また 「今日は先生の誕生日やったんやて。いつも私らばっかりお祝いしてもらっているから、プレゼント作っていくわ」 等々、聞くたびに優しい子どもに育ってくれたと嬉しく思います。
自分がしてもらって嬉しかった事を人にもしてあげようとする事が、幼稚園生活の中で、自然に身に付いているのだと思います。
自分さえよければいいと思うことが多くなっている今の時代の中で、本当に大切なことを教えて頂いていると思います。誉めるときは思いっきり誉め、注意する時は、どうしていけないかを考えさせることこそ、子育ての原点だと思います。幼稚園と家庭が一体となって、いつまでも思いやりを忘れず、「ありがとう、嬉しかった」 という素直な言葉が出てくる子どもを育んでいきたいと思っています。