お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:園内お楽しみ音楽会

平成22年6月
先生方の熱意ある指導から引き出された
子供の溢れんばかりの感性に涙
年中ゆり組 高山弘美

いつもお世話になりありがとうございます。
先日の音楽会は本当に素晴らしく感動しました。
そして、どうしても先生方にお伝えしたい事があり、お手紙を書くことにしました。
安松幼稚園の音楽会は、私達親子にとって初めての音楽会でとても楽しみにしていました。
安松幼稚園に入るまでは、家ではあまり歌ったりすることは少なかった息子ですが、音楽会の練習を始めてからは、毎日とても楽しそうに歌って聞かせてくれていました。
手の表現も私は初めて見まして、前の幼稚園ではなかったことなので、一体なぜ手を動かしてるんだろうと思っていましたが、本番を見てその意味が大切さがよくわかりました。
(理事長注:脱力してのどを楽にし、伸びる綺麗な声を出すためです)本当に一生懸命に先生の指揮を見て追って真剣に歌う子供達の姿に涙が溢れました。
先生方の熱意ある指揮にも感動しました。心より感謝申し上げます。

息子は、音楽会が終わった今も毎日よく歌っています。その中の出来事なのですが、主人とともに涙したことがありました。
息子はよく「年長さんの声はすごくきれいやねん」と言っています。
特に『やさしさに包まれたなら』が好きなようなので、CDを聞かせてみました。すると息子は、「これ、違う……」と言いました。(以下、私達の会話です)

<母>

「何が違うの?」

<子>

「声も違うけど……年長さんが歌ってるやつ聞く方がいい」

<母>

「どうして?」

<子>

年長さんの、きれいやねん。とくにな、あの『カーテンを開いて……目に映るすべてのことはメッセージ』が好きや。あれ聞くと、涙出てくるん。
「なんかなぁ、勝手にぶわーって出てくるん」

<母>

「どんな気持ちなの?」

<子>

……きもちよくて……あったかくてなぁ……やさしい気持ち。
いつも練習で聞いてて、幼稚園で泣いてしまったん、恥ずかしいからかくしたけどな
」と、ニッコリ笑いました。

息子の言葉に夫婦で驚き、涙がこぼれました。
まだ“感動”という言葉を知らないのでこのような表現になっていますが、息子の気持ちは十分に伝わりました。息子も、私と同じように、大人と同じように、歌を聴いて感動していたのですね。
このような事は初めてです。
歌うということだけでなく、このような素晴らしい体験をさせて頂いたこと、本当に嬉しく感謝致します。
そして息子は、「僕も年長さんになったら、あんなに歌えるようになりたいなぁ。」と、
言いました。
もうなんだか……息子の成長に夫婦で涙です。
年中から入園(理事長注:忠岡町の幼稚園から転入)させて頂き、まだ3ヶ月ですが、この3ヶ月で息子が学び成長したことは、とても大きく大切なことだと思いました。
これも先生方の日々の熱意と誠意ある指導のおかげだと思っています。
しつこいくらいですが……本当に心より感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い致します。

理事長注
入園して僅か3カ月、このような豊かな感性が引き出されました。
子供達は元来このような感性・能力を潜在的に持ってはいますが、何かの出会いがなければ表には出てこないのです。「指導から感じられる先生方の熱い気持ち」と「1年先輩の年長さんの綺麗な歌声」がきっかけとなって、高山さんの感性が見事に引き出され、それと共に、僕も年長になったらあんな風に歌いたいなぁというやる気・積極性も引き出されました。
この豊かな感性を非常に大切な事と受け止められたご家庭にも敬意を表します。
先生のもっとも大きな仕事は、子供の本来持っているこのような感性・情操を引き出し、やる気を育てることにあります。私も、このお便りには、読む度に涙が溢れました。

平成22年6月
歌があんまりにもキレイで涙が出て
――真剣な触れ合いから引き出される情感――
年長桜組 山崎直子

先日はとてもステキな音楽会を、ありがとうございました。
音楽会前日、快が園から帰るなり、「今日は泣いた」と言うので、悪いことして怒られたのかな? と思っていると、「さくらさんの歌があんまりにもキレイで、涙が出た  」と言って、再びジーンとしていました
 それだけ日々の練習に真剣に取り組んでいたのかと思うと、まだ本番当日を聞く前からウルウルしてしまいました。
 さくらさんの歌声、とてもしっかり一番うしろまでキレイに聞こえていました。
本当に園長先生のおっしゃった アッパレ アッパレ という言葉がピッタリだなぁ~と思いました。
ありがとうございました。

理事長注
 この短いお便りの中に、教育の本質がギッシリと詰まっています。
子供達と先生との真剣な練習があって 歌がキレイと感じて涙する感性が引き出されるのです。
ほどほどでやっていたのでは、こういう感性は育たないのです。
 併せて、理事長エッセイ 平成22.7
先生の熱い心が子供に伝わって
―――教育とは子供の心を震わせ豊かな感性とやる気を引き出すこと―――
もお読み下さい。

平成22年6月
心を一つにして歌ったからこそ周りに感動を
――詩のもつ意味を理解して歌っていることに驚き――
年長桜組 加世田匡加

音楽発表会、最高でした。
私は幸運にも、3年間、生で発表会を鑑賞することができ、毎年感動させられてきました。(理事長注:発表会は年長のお母さんのみの参観なのですが、コーラスの方は自身の出演もあるので鑑賞の機会があるのです)特に年長さんの歌はどの年も素晴らしかったのですが、今年の桜組の“虹”の曲は、すごく心に響きました。
 初めて“虹”を幼稚園で習ってきた日から毎日家で歌っている采実に、私が知らなかった歌だったので、歌詞を教えてもらいました。
2番の歌詞の中で、♪ 洗濯物が一日濡れて……♪ という所の発音が微妙で、「濡れて」か「揺れて」かが聞き取りにくく、何度も確認していたら、「雨で洗濯物が乾かなくて濡れているから……だから“濡れて”やで」と、歌詞の意味を説明してくれました。
 安松幼稚園の歌唱指導の中で、歌詞の意味も子供達に解り易く教えて下さっていることは存じていましたが、子供自身が歌詞の意味を理解した上で歌うことによって、歌唱力が培われていくのだと実感しました。
 「ここはこういう意味だから気持ちを込めて……ここは盛り上がるところ……」等と、事細かく説明してくれる采実は、本当に楽しそうで生き生きと輝いていました。
 クラスのみんながこういう気持ちで、心を一つにして歌った歌だからこそ、周りに感動を与えることが出来るのだと思います。
 発表会では倒れそうになる程、張り切って歌っていた采実。
帰宅後も「桜組が一つになった」と喜んで、「次は泉の森 ? 」と、楽しみにしています。
 何度も申し上げていますが、年長が始まったばかりでこれだけの歌を歌える子供達です。年長の最後には、もっと素晴らしい歌が聴けることと期待しつつ、コンサートが開催されることを懇願致します!!
 最後になりましたが、先生方の日々の努力とご指導に深く感謝致します。
ありがとうございました。

平成22年6月
先生方の涙を目にし子供の歌に感動を味わえるのも
安松幼稚園ならではの事
年長桃組 藤原美香

いつもお世話になります。
先日の音楽会、とても楽しく拝見させて頂きました。ありがとうございました。
千代田先生も喉を痛めていらっしゃってのご指導、ご苦労もあり、さぞかし大変だったことでしょう。
 毎日口ずさむ娘の歌が日々変化し、歌の強弱やのびやかさ、優しさなどが伝わり、何とも言えず、それが心地よくリクエストをする毎日でした。
本当に歌を耳にしない日がないぐらい、よく歌っておりました。
音楽会もとても心待ちにしており、指折り数えておりました。
 当日、「有彩、頑張るから見に来てね」と、娘。
「有彩、ママを見つけてよ」と言いますと、
「目はママではなくて、先生を見て歌うからダメ」と、一言。
先生のご指導がしっかり身についている事をとても嬉しく思いました。
 待ちにまった娘の登場に、とても胸が高鳴る思いがしました。
身体をゆらしながらリズムをとり、とても大きな口でしっかり歌っています。
去年の音楽会とは別人のように、大きく成長している事が嬉しく、とても愛おしくて涙が溢れ出て止まりませんでした。感動しました。
 子供の歌を聴いて感動を味わえる事や先生方の涙を目にすることは、この安松幼稚園だからこそではないでしょうか。
先生方の熱いご指導の賜です。ありがとうございました。
 家に着いて、「有彩すごいよ。すごく良かったよ。ありがとう。ママ泣いてたの知ってる」と尋ねますと、「うん。有彩がしっかり歌ったから、ママ感動して泣いたんでしょう」と言われました。
 本当に素晴らしい音楽会でした。
しばらく余韻に浸りながら娘を抱きしめ、心から幸せを感じた一日でした。
当日の朝席を探している時、諸石先生の横の席を避けようとしたら、理事長先生から「……」と言われ、理事長先生ご推薦の特等席に思い切って座って正解でした。本当によく見え、娘もすぐに見つけたようで……。
 歌い終えた後、一生懸命歌いきった満足な様子で、私をまっすぐ見つめていたのが印象的でした。
ありがとうございました。

平成22年6月
年長からの入園 ―― 1年前には考えられなかった
年長梅組 川端泰子

 いつも写真ありがとうございます。
その表情から、子供達が立派に成長しているのが良く分かり、安心させて頂いております。
 音楽発表会、前日まで体調が思わしくなく、出席できるのか正直心配でした。
2日前は欠席させたものの前日は最後の練習だからと……。
カミングアウトですが、37.2℃ありました。スイマセン!

 正直、こんなに何で一生懸命なの? と思っていました。
当日、良くわかりました。
あの健太郎が、ちょろちょろけんたろうが!、先生の方を見て、大きな声で、大きな口で歌っている。
すねて動かないことの多いあの晃輔が、先生を見て歌っている。
特に健太郎の歌っている姿は、感動の涙で良く見れませんでしたけど……。
写真の健太郎は、いつも生き生きとしています。前とは違います。
本人も生き生きしています。
1年前には考えられなかったけど、いま現実です。

ありがとう。
これからもよろしくお願いします。

理事長注
 この春、健太郎君は福岡の幼稚園から年長に転入。弟の晃輔君は年少に入園してきました。お母さんとの日常の会話でも、「前の園とは全然違います」とよくお聞きします。
 健太郎君の中に、今まで眠って隠されていた一生懸命さ・直向き(ひたむき)さが、安松幼稚園の先生と触れ合うことによって引き出されたのです。
先生の熱い心は必ず子供に伝わり、子供は一生懸命にそれに応えようとします。
お母さんが、「正直、こんなに何で一生懸命なの? と思っていました。」とのことですが、これがその答です。
 併せて、理事長エッセイ 平成22.7
先生の熱い心が子供に伝わって
―――教育とは子供の心を震わせ豊かな感性とやる気を引き出すこと―――
も、是非お読み下さい。

平成22年6月
年長さんはまさに凛とした姿勢
年長桜組 川野絵利香

奥野先生へ
 いつもお世話になっております。
先日の音楽会は楽しく見学させて頂きました。
特に年長さんの歌声は3年間の集大成とも言うべき、心にジーンとくるものがありました。
 音楽会の練習が始まってからというもの、我が家では歌の好きな光也美の歌声が毎日響いていました。妹の日奈多と、その日幼稚園で練習してきたことを、手を取り合って歌っていました。
 『にじ』は大好きで、初めて習ってきた日もうろ覚えながら、楽しそうに歌って聞かせてくれましたが、いい所になると「あとは本番でねっ」と、いつもはぐらかされていました。なので余計に、本番で歌う我が子の姿を見て胸が熱くなりました。
 今年初めてお母さんコーラスに参加し、本番の緊張感、そして終わった後の達成感を経験し、改めて“園児達はすごいなあ”と感心しました。
本当に良かったと思います。
大人でもなかなか感情を込めて歌うのは難しいのに、年少さんなりに年中さんなりに、そして年長さんはまさに凛とした姿勢でしっかりと歌っていて素晴らしかったです。
 『にじ』が終わって奥野先生の顔を見たら、私も涙がこみ上げてきました。その顔を光也美が見ていて印象に残ったらしく、「ママ、泣いていた」とずっと言われます。
 まだまだ嬉し涙が解らない光也美には、笑顔で手を振ってあげた方がよかったかなぁと思っていますが……(理事長注:いえいえそんなことはないですよ。理解していますよ)
 子供達をあそこまで指導し、クラスを一つにするのは大変だったと思います。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
さくら組 バンザイ!!

平成22年6月
運動会でもビックリ、歌でもジーン
年長桃組 池田まみ

千代田先生、居島先生へ
 先日の音楽会では、楽しい時間をありがとうございました。
主人も一緒に来園し、参観できた事を喜んでいました。
園の行事といえば運動会くらいしか参加した事のない主人でしたが、「運動会でもビックリすることが多いのに、歌でもジーンとくるとは思わなかった」と話しながら、日々成長する瑞悠に、感慨深い様子でした。
 “泉の森”のコンサートで是非ともこの歌声をもう一度聞きたいねと、二人で話しています。
 諸先生方も大変お疲れだと思いますが、これからもご指導の程よろしくお願い致します。
P.S.  瑞悠が大阪のじーじ と呼んでいる方も参観に来られ、「とても良かった」と話されていました。

平成22年6月
父親の仕事場に聞こえるようにしっかりと歌って
年長桜組 嵯峨根佳代

奥野先生
 音楽会、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
最高っ! 最高でした! 感動しました
当日の朝、主人と、「お仕事のとこまで聞こえるように、大きな声でしっかりと歌ってや!」と約束した通り、総も彼なりに頑張っていたと思います。
  にじ   良い歌ですね 
「最後、先生と桜組のみんなが ひとつ になって、大きなにじがかかっているように見えたわぁ~」と、帰ってから総に話しました。
みんな最高のいい顔でした (●^o^●)
 この音楽会の姿に、改めて、奥野先生、諸先生方にお礼の言葉をお伝えしたく……
“いつもご指導ありがとうございます”
 年長さん全員の歌の時は、その歌声とともに、みんなの顔・ビシッとした姿に、ジーンとしました。
感動をありがとうございました。
 桜組…… ♪ きっと明日は(これからも)いい天気 ♪ ですね (●^o^●)
これからもよろしくお願い致します。

平成22年6月
いい顔・いい声・いい心は、
11カ月の赤ちゃんにもきちんと伝わって
年中ばら組 芝野宏美

清水先生へ
 いつもお世話になります。
先日はとても素晴らしい音楽会を見せて頂き、ありがとうございました。
 今年はお母さんコーラスへの参加で、歌を聴かせてもらう側・歌を披露する側 いずれも経験することが出来て、とてもお得な(笑)音楽会でした。
 家での息子との練習も、良い思い出になると思います。  

私に鏡を向けて

「いい顔でね」
「口が開いていない」
「声が小さい」 など、ダメ出しが入りました。(●^o^●)

私に鏡を向けて
「いい顔でね」
「口が開いていない」
「声が小さい」 など、ダメ出しが入りました。(●^o^●)

11カ月になる弟も、私達の手ぶりつき発声練習の「Ah――」にすごく興味を持ち、自分も「ギャーー」と発声練習(?)をして楽しそうでした。

いい顔・いい声・いい心 は、11カ月の赤ちゃんにもきちんと伝わったのでしょうね。
先生方もとてもいい笑顔で歌われていました。
私はまだまだ表情が硬いので、見習いたいです。
次回の参観も楽しみにしています。

先生方が全力で子供達と向き合って下さって
年中ゆり組 花村友香代

金子先生へ
先日の音楽会での陸の姿に少し驚いたので、お手紙を書くことにしました。
昨年の音楽会前は、家でも発表曲をたくさん歌い練習していたのですが、今年は私が「何、歌うん?」と聞いても答えてくれず、発表曲以外の歌ばかり……。
前日、「一回練習してみてよ」と言うと、一応練習したのですが、途中で「あっ間違えた」「あっ忘れた」とか……。私は思わず、「陸、大丈夫!?」
こんな不安の中、本番の幕が開いたのです。
しかも陸は照れて興奮してしまうところもあるので、私や妹の姿を見つけて気にしてしまうのではないかという不安もありました。
ところがそんな不安とは全く無縁でした。
金子先生にしっかり集中し、口を縦長にしっかりと開け歌っている姿にびっくりしました。集中している姿に驚き、嬉しい気持ちになりました。昨年から、本当に成長したなぁと思います。
これは金子先生、安松幼稚園の先生方が、全力で子供達と向き合って下さっているからだと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
年少・年中・年長 どのクラスも年齢に応じたとても良い発表だったと思いますが、やはり年長さんの発表は感動ですね!!
来年(まだまだ気が早いですが)も、とてもとても楽しみにしています。

平成22年6月
無限の可能性を引き出して頂いて
年長桜組 山階信子

奥野先生へ
とっても素晴らしい音楽会を鑑賞させて頂き、ありがとうございました。
3年前からの楽しみでした。
そうまも、よく喉を痛めていましたが、熱心に練習してきた成果が出ていると思いました。
「にじ」は、そうまが時々歌ってくれていました。
本番での桜組さんの合唱は声がきれいで、全体が一つにまとまっていて、素晴らしく心に響きました。感無量でした。
奥野先生、本当にありがとうございました。
泉の森コンサートも楽しみにしています。
子どもの無限の可能性を引き出して頂いている事を嬉しく思い、感謝致します。